この記事ではコインチェックの特徴や口座開設手順、入金・送金・受取・取引方法をそれぞれ解説し、コインチェックに口座開設した方が利用できるお得なサービスを紹介します。
コインチェックはスマホアプリが非常に使いやすい人気の取引所で、シンプルで見やすい画面から初心者でも安心して利用できます。
この記事を見ればコインチェックの基本的な使い方が分かり、不安なく口座開設を行えます。
コインチェック(Coincheck)の特徴
まずコインチェックの特徴を紹介します。
取扱通貨数が多い
コインチェックの取扱通貨数は2022年12月現在17種類です。
コインチェックは国内取引所でまだ扱われていない通貨でもいち早く扱っている特徴があります。
より多くの通貨を投資対象として検討できるので、取引チャンスを見つけることができ、分散投資によるリスク分散もできる。
取引所の取引手数料が安い
コインチェックの取引所では、取引手数料がMakerとTakerどちらも無料になります。
取引所とはユーザー同士が取引する場所のことです。
反対に運営会社から購入する販売所では取引手数料が高い特徴があります。
注文方法がシンプル
コインチェックでは取引所と販売所のどちらからでも投資でき、注文方法はシンプルで簡単です。
難しい項目はなく、投資したい通貨を選択して、売り買いをクリックするだけで投資できます。
今まで株やFXをしたことがない人でも全く問題ありません。
サイトからの注文も簡単ですが、コインチェックはスマホアプリからの注文が非常に便利でおすすめできます。
アプリからいつでも入出金・売買が可能です。
コインチェック(Coincheck)の口座開設手順
コインチェックの口座開設手順は次の通りです。
コインチェックの口座開設を行うには次の3つが必要になるので用意しておきましょう。
- メールアドレス
- 本人確認書類
- 銀行口座
メールアドレスとパスワードの設定
まずはコインチェック公式サイトにアクセスして、メールアドレスとパスワードを入力し「会員登録」をクリックします。
入力したアドレス宛に確認メールが送られるので、メールに記載されているURLをクリックして認証を完了させます。
メールアドレスは無料のフリーアドレスで全く問題ありません。
本人確認書類の提出
ここまでは会員登録を行っただけなので、仮想通貨売買はまだできません。
取引を行うには本人確認書類を提出し、提出後に郵送されてくるハガキを受け取る必要があります。
本人確認書類の提出は、コインチェックにログインして「本人確認書類を提出する」をクリックします。
電話番号認証
「本人確認書類を提出する」をクリックすると「電話番号認証のお願い」が表示されます。
SMSを利用して電話番号認証を行うので、携帯電話の番号を入力して6桁の番号を受信してください。
電話番号認証が完了したら、重要事項の同意画面が表示されるので、内容を確認したら同意します。
そして、本人確認書類の提出画面が表示され、名前・性別・生年月日・住所・職業・取引目的などの個人情報を入力します。
本人確認書類はネット上から簡単に行えます。
本人確認書類は下記の中から1つ用意します。
- 運転免許証(表面/裏面)
- パスポート(顔写真欄/所持人記入欄)
- 個人番号カード(表面のみ)
- 住民基本台帳カード(表面/裏面)
- 運転経歴証明書(表面/裏面)
手順に従って本人確認書類と自分の顔が写った写真を撮り、アップロードします。
本人確認書類の確認を取るために、登録している住所宛にハガキが送られてくるので、受け取れば取引できるようになります。
忘れずに受け取るようにしましょう。
二段階認証の設定
これで取引できるようになりましたが、安全に運用できるように2段階認証の設定も行いましょう。
二段階認証は無料のアプリを利用して行います。
「設定する」をクリックすると登録しているメールアドレス宛にQRコードが送られてきます。
無料アプリのバーコードリーダーでQRコードを読み取ると6桁の番号が表示されるので、入力し二段階認証の設定を完了させます。
コインチェック(Coincheck)の入金方法
コインチェックでは次の3種類の入金が可能です。
これらはスマホアプリとサイトのどちらからでも行えます。
各入金方法の手数料は次の通り。
銀行振込 | 無料 |
---|---|
コンビニ入金 クイック入金 | 3万円未満:756円 3万円以上50万円未満:1,000円 50万円以上:金額×1.108%+486円 |
まず銀行振込を行うには、画面左側のメニューから「ウォレット」→「日本円の入金」を選択し「銀行振込」をクリックします。
振込先の口座が表示されるので、希望する金額を振り込むだけです。
振込の際に本人名義と自分のユーザーIDを必ず入力しなければ入金が反映されませんので注意が必要です。
ユーザーIDは振込先が表示されている画面から確認できます。
次にコンビニ入金の方法は、銀行振込と同様の手順で「日本円の入金」まで進み「コンビニ入金」をクリックします。
コンビニ入金では1回あたり最大300,000円まで行えます。
画面に入金したい金額を入力して、利用するコンビニを選択後「お支払い情報を発行」をクリックします。
最後にクイック入金は1回あたり999,999円まで行える方法で、ATMもしくはネットバンキングから入金します。
銀行振込と同様の方法でクイック入金をクリックし、入金額を入力したら「お支払い情報を発行」を選択します。
クイック入金で入金したお金は入金日より7日間出金・送金・振替を行えません。
コインチェック(Coincheck)の送金/受取方法
コインチェックでは取引だけでなく、仮想通貨の送金や受取も行えます。
送金したい場合は、画面左側の項目から「コイン送金」をクリックします。
「送金先リストの編集」をクリックして「新規ラベル」と「新規宛先」を入力します。
新規宛先には受取用口座で発行したアドレスが必要です。
送金先リストにアドレスを登録したら、宛先と金額を入力して「送金する」をクリックします。
次にコインチェックで他の取引所から送金した仮想通貨を受け取る方法を解説します。
画面左側の項目から「コイン受取」をクリックして、受け取る通貨を選択し入金用アドレスを発行します。
発行したアドレスを送付元に貼り付けるか、QRコードを表示して読み取ることも可能です。
コインチェック(Coincheck)の取引方法
コインチェックには次の3種類の取引方法があります。
販売所の使い方
販売所で取引する方法は、まず画面左側の項目から販売所(購入)または販売所(売却)を選択します。
売買したい通貨を選択したら数量を入力してレートを確認したら「購入する」もしくは「売却する」をクリックするだけです。
取引手数料はかかりますが、いつでも好きなレートで購入できます。
取引所の使い方
取引所で取引する方法は、トップ画面に表示されている注文画面にレート・注文量を入力して「売り・買い」を選択して「注文する」をクリックします。
画面中央には板情報といってユーザーの取引履歴がリアルタイムで表示されています。
逆指値注文や成行注文を利用する場合は、画面左側の項目から「トレードビュー」を選択します。
トレードビューでは詳細なチャート機能を利用して取引を行えます。
スマホアプリの使い方
最後にスマホアプリから売買する方法を解説します。
アプリのトップ画面にはチャートが表示されており、売買したい通貨を選択して「購入・売却」を選択し数量を入力して決済するだけで簡単です。
コインチェック(Coincheck)のその他サービス
コインチェックでは、通常の仮想通貨売買以外にも次のようなサービスを提供しています。
コインチェックつみたて
コインチェックつみたてとは、毎月定額で仮想通貨の積み立て投資を行えるサービスです。
一度設定しておけば、購入タイミングに悩むことなく自動的に買い付けを行ってくれます。
少額から積み立て可能で、入金から購入まで全て自動化できます。
コインチェックに口座開設している方はどなたでも利用可能です。
貸暗号資産サービス
貸暗号資産サービスとは、保有している通貨を他のユーザーに貸し出すことで、期間満了後に利用料が報酬としてもらえるサービスです。
コインチェックで取り扱っている全通貨が対象となり、14日間・30日間・90日間・365日間から期間を選択できます。
短期投資で頻繁にチャートをチェックして売買を繰り返さなくても利益を出せる方法です。
コインチェックでんき
コインチェックでんきとは、電気代をビットコイン(BTC)で支払うことのできるサービスで、料金の最大7%が割引されます。
もしくは電気料金を現金で支払って、料金の最大7%のビットコイン(BTC)をもらえます。
毎月の固定費の支払いでビットコイン(BTC)を貯められるお得なサービスです。
コインチェックガス
コインチェックガスとは、コインチェックでんきと同様のサービスで、ガス料金の支払いをビットコイン(BTC)もしくは現金で支払うことでサービスを受けられます。
還元率は支払い料金の3%です。
リスク(LISK)ステーキング
リスク(LISK)ステーキングとは、銀行預金の利子のように仮想通貨のリスク(LISK)を保有しているだけで報酬を受け取ることのできるサービスです。
コインチェックのステーキングサービスでは1日あたり10LISK以上保有していると報酬を獲得できます。
※2021年8月以降、リスク(LISK)ステーキングは停止しています。
NFTマーケットプレイス
NFTマーケットプレイスとは、ユーザー同士で仮想通貨とNFTを取引できるサービスです。
コインチェックに口座開設している人は誰でもNFTの出品・購入・保管が可能で、出品や購入にかかる手数料は無料です。
現在ゲーム内で使用するカードやアイテムなどがNFTとして売買されています。
現在はβ版として運用されています。
コインチェック(Coincheck)の使い方に関するQ&A
最後にコインチェックの使い方に関してよくある質問に回答します。
コインチェックは安全に使えますか?
コインチェックは安全に使える取引所です。
運営は東証一部上場企業のマネックスグループであるため、セキュリティ対策もしっかりしています。
このような対策がなされているので安心して使えるでしょう。
個人情報の漏洩やハッキング対策にも力を入れています。
コインチェックで取引するメリットは何ですか?
コインチェックで取引するメリットは、
- 仮想通貨の種類が豊富
- 運営会社が有名なので安心して使える
- 取引ツールが使いやすい
などです。
他の仮想通貨取引所と比較しても取り扱っている仮想通貨の種類が豊富なのは、コインチェックを使うメリットだと言えるでしょう。
また、東証一部上場企業のマネックスグループが運営しているだけあり、安全対策もしっかりしています。
なお仮想通貨をこれから始める方は、わかりやすい取引ツールを使えるコインチェックがおすすめです。
コインチェックで取引するデメリットは何ですか?
コインチェックで取引するデメリットは、
- レバレッジ取引ができない
- スプレッドが広めに設定されている
コインチェックではレバレッジ取引ができない点に注意が必要です。
現物取引のみとなっている点に気をつけましょう。
レバレッジ取引で多大な利益を出すことを狙っている方にとっては、コインチェックでの取引は物足りなく感じられるかもしれません。
続いて、スプレッドが広めに設定されているのもコインチェックで取引するデメリットだと言えるでしょう。
購入価格と売却価格の差額のことをスプレッドと言いますが、このスプレッドは取引を行う度に発生するため注意が必要です。
コインチェックを使える人とはどんな人ですか?
コインチェックを使えるのは、下記の条件に当てはまる人です。
上記2つの条件を満たしている方がコインチェックを使えます。
コインチェック(Coincheck)の使い方 まとめ
今回はコインチェックの使い方を口座開設手順から入金・送金・受取・取引方法まで解説しました。
コインチェックは国内No.1の取扱通貨数の大手取引所で、注文方法がシンプルで初めて仮想通貨取引を行う方でも迷うことなく取引ができます。
スマホアプリも非常に見やすく使いやすいため、パソコンを持っていない方でも本格的な取引を行えます。
コインチェックに口座開設した方は、関連する様々なサービスを利用できるので、解説した手順で口座開設を行なってみてください!